Spring Carol
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聖歌隊と少年合唱と英国が大好きな管理人のブログ。
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sleeping boy


クリスマスまであと少しです・・・!(本館トップページもクリスマスの絵をアップしました。上の絵とはまた違いますので、よろしかったらお立ち寄りくださいませ・・・)(絵をクリックするともう少し大きな画面でみれます)

日々、クリスマス曲を聴いております。出勤途中や帰宅途中に。

最近購入したCDはウェストミンスター寺院聖歌隊によるChristmas Carols from Westminster Abbeyです。最近hyperionレーベルから出たものです。

私はプーランクの「クリスマスのための4つのモテット」が好きでして、ウェストミンスター大聖堂のは聴いたことがありましたので、是非ウェストミンスター寺院の方も聴いてみたい!と思って購入したんです。

プーランクのこのモテットは2曲目のQuem vidistis pastores dicite
(羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ)が特に好きなんです!1曲目が静かな厳かな雰囲気があるので、2曲目はぐっと盛り上がってきて、聴いていてドキドキしてきます。ウェストミンスター寺院聖歌隊によるこの曲も素敵です・・・。




またしばらく絵に集中するため、少しこちらを不在になります。




それでは、皆様素敵なクリスマスと休暇をお過ごしください!



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随分と間が開いてしまいました。

パリ木のコンサートにいってきました。
パリ木らしい歌声でした。選曲もパリ木らしい。
ほんとかわいい歌声で、とても明るく、
クリスマスがとても楽しみになるような。

アンコールが2曲で、1曲目が「スノーマン(日本語ver.)」
2曲目が山下達郎の「クリスマス・イブ」でした。
私的にはパリ木のレパートリーはクラシックというよりも
ポップスまたは世俗音楽なイメージが強いです。
CDに関してもそうです。ただ私が曲を知らないのかも
しれないですが・・。

でも高々と響き渡る高音は、イギリスやドイツの合唱団とは
また違うキラキラと光るような華やかさがあって、
なんというかとてもあざやかな雰囲気が魅力的でした。


とうとう来週に迫りました・・・!
パリ木の十字架少年合唱のクリスマスコンサートが・・・!


12月4日のドレスデン聖十字架合唱団の
クリスマスコンサートも行きたかったのですが・・・
時間がとれず今回はあきらめることになりました。


パリ木はCDでしか聴いたことはないのですごく楽しみです!
今日は松井 冬子展をみに美術館へと足を運びました。

日本画家さんです。非常に幻想的な絵を描かれる方です。
存在は知っていたのですが、作品をあまりじっくりと
みたことがなかったので、その緻密さにびっくりしました。

そしてなんというかとても雰囲気がある。
タイトルにしても、その説明文にしても非常に深い。

はじめ見たときは恐いと思ったのですが、今回じっくりと
みて、なんというかそんなに恐いという感じがしなかった。
むしろ見入ってしまうというか。

私は桜の絵が一番好きでした。タイトルは
「この疾患を治癒させるために破壊する」。
上半分に夜桜を、下半分に水面に映る桜が描かれている。
すごく綺麗で、すごく見入ってしまった。

今回みにいくことができてすごくよかったです。

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大学時代に「少年と変声期」という作品を描いたことがあります。

それは、緑の中に横たわる少年の首に赤いリボンが巻かれ、そのリボンの先を飛ぶ鳥がくわえているという絵です。

その絵の感想で印象的だったのは、「声変わりがそんなに嫌なの?」という美術部の男の先輩のものです。

私としてはそのころ、トレブル(=ボーイソプラノ)が本当好きで、どうそれを表現しようかと試行錯誤していました。
好きなソリストが声変わりをむかえると寂しさを感じていました。
そうした意味では声変わりというものにネガディブなイメージをもっていたかもしれません。

私は今その絵を見ると、すごく不安定さを持った絵に見えます。『死』を連想させ、この少年はどうなってしまうんだろうと思う。
今思えば自分と重ねていたのだと思うんです。卒業後の未来への不安と。

私は男性ではないので、声変わりがどういった感覚を伴うものか分かりません。特に合唱でトレブルを担って、日々礼拝やコンサートで歌う少年にとってはどういったものなのでしょうか?想像するしかないのであやふやなことはいえませんが、気持ちが不安定になったりはするのではないかと思わずにはいられない。だって日々練習して磨いてきた歌声を失うわけですから。

私にしてみたら、色鉛筆で描いてきたのに、それが急になんらかの事情で一切描けなくなることみたいに思える。それはひどくつらいだろう。でもそれがきっかけで、油絵を始められるかもしれない。それは新しくテナーやバリトン、バスの歌声を得るのと似てないだろうか。(全然違うかもしれないですが・・・)

でも、想像するしかないので、私は聴く側の視点で書きます。

トレブルが好きという以上、私は日々変わっていくものを受け止めていかなければならないと思っています。

そう考えると、大学時代に心理学の講義で聴いたユング心理学を思い出す。『死』というイメージは同時に『再生』や『生まれ変わる』というイメージを連想させる。

ずっと変わらないものはつまらないんじゃないかと思うんです。
歌声も日々成長していくんだから、日々変わっていっていいと思う。
それはとても楽しみなことだと思うから。

少年合唱に関してもそうですね、以前の団員が変声期をむかえ、新しいメンバーがそれを受け継ぎ、現在、未来へとつないでいく。それでいいと思う。・・・もちろん寂しいという気持ちはぬぐえませんが。

合唱団、聖歌隊が存続していく・・・それだけでもすばらしいと思う。そうしたらまた素敵な歌声に出会えるかもしれないですしね。
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