Spring Carol
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聖歌隊と少年合唱と英国が大好きな管理人のブログ。
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久しぶりに、BBC Radio3のChoral Evensongを聴きました。
もちろん、リアルタイムに聴くのは時間が許さないので、
再放送です。

というのも、Young Chorister of the Year 2008の再放送が
もう聴けない?ようで、聴き逃してしまったからなのです。


・・・気を取り直して、Canterbury Cathedralの演奏でした。
始まりはStanfordでした。少年たちの歌声は、柔らかで、
朝もやがかった時間に、朝露を浴びたみずみずしさに満ちた
草原を見ているよう・・・。
そっと祈りを捧げたい気持ちになるような・・・。
Elgar の Lux aeternaなどは一日の疲れを癒しそうな穏やかな
演奏でした・・・。草原の先の地平線に日が落ちていく様子を
窓辺から紅茶をゆっくり飲みながらながめているような。
とても静かな気持ちになる。


イギリスの聖歌隊を聴くとたまにこうしたイメージが湧きます。
静謐というか・・・心静かな気持ちになる・・・。
また機会があれば、イギリスに聴きに行きたい・・・。
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ハロウィン


今月末はハロウィンです。
クリスマスカードのデザインをしていたら、ハロウィンも
描きたくなったので・・・描いちゃいました。
(・・・描く順番が逆ですね
本館『月夜の図書館』でもう少し大きな画面でみれます。
よろしければそちらも是非お立ち寄りください。


そして、11月1日は『万聖節』、2日は『死者の日』。


2日はレクイエムを聴く日だと以前コンサートに行った際に
うかがったので、今年はどれを聞こうかと悩んでいます。
悩まずとも、持っているレクイエムのCDを全て聴くという
手もありますが・・・まだ時間はあるので、悩んでみます。


その時期にはBBC Radio2にて、Young Chorister of the Year 2008
の録音が聴ける頃ですので、それどころじゃなくなるかも
しれませんが・・・
何にせよ楽しみです!
以前の日記でも書いたとおり、ドクターストップがかかり、本来なら絵を休まなければいけないのですが、


少し治ったかも知れないと、クリスマス用の絵を描きました・・・。
・・・またぶりかえしました・・・。

自分はバカじゃないかとも思います。
でも、絵を描かずにはいられない。

絵を描かないと不安になる。まるで自分を失ってしまうような。
まるで中毒症状だと思う。ながく絵に集中して、ながく絵と一緒に過ごしすぎたから、離れるのが恐いのかもしれない。

休めといわれても、上手く休めない・・・気持ちが。
とにかく、無理をしない程度に作品作りを続けています。たまに集中しすぎて我を忘れることが多々あるので、またぶり返したり、治ったりしてます。

好きなことを止めるのはつらい。でも、それだけじゃないんです。何かを乗り越えるために、やれることであり、私が乗り越えるべきことでもあるんです。



早く治るといい・・・一番の願いです。
・・・ゆっくりミルクティでも飲みながら、つかの間の休息。
・・・しっかり休みたい、休もう・・・なるべく。
二科展の東京での展示が終わりました。
私の絵もそろそろ帰ってくるころですので・・・。


静かに


こちらが「第93回二科展デザイン部」に入選した作品です。
(絵又はコチラをクリックしてみて下さい。もう少し大きな画面で見れます。)

タイトルは「静かに」。
この絵をみて、心を落ち着かせたり、静かな気持ちになれると
いいなという気持ちを込めました。
でも、見たままに感じていただけたら・・・と思っています。


二科展にはいくつか部門があり、その内の一つが
デザイン部です。

先月、久しぶりに大学時代の友達と会った際にも宮澤賢治の
話がでたのですが、
最近、宮沢賢治の童話を読み始めました。


きっかけは伊勢英子さんという絵本作家さんが好きで彼女が絵を描いた
宮沢賢治の「よだかの星」を読んだり、ゴッホと宮沢賢治について
書かれたエッセイ「ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡」
を読んだからなのですが。


「よだかの星」は物語だけをとっても非常に心を動かされます。
星や太陽という空にも他の鳥たちがいる地にも拒絶されるよだか。
それでも命尽きそうになる最後によだかが一心に空へと最後の力を
振り絞り飛び立つ姿は・・・・私の心に何かを響かせました。


たとえ誰かに認められなくとも、精一杯やろうと・・・・私は絵の
製作中に手があまりに痛くてやめたいと思ったときに、
何度も「よだかの星」を思い出しては、自分に言い聞かせてました。
賞をとれなくても、自分にとってそれは大切なことでした。
自分の精一杯の気持ちをこめたかった。


宮沢賢治の作品を読んでいると、誰かのさいわいのためなら・・という
言葉をよく見ます。それを読むたびに私は胸が苦しくなる思いがする
んです。みんなを幸せにすることなんかできないけど、ほんの少しでも
いい、私も誰かを幸せにするような、気持ちを落ち着かせることができ
るような絵を描きたいなぁと。どうしても、人には優しい部分と残酷な
部分がある。そういう人間らしい部分の表現にも興味があります。


まずは、しばらくは、絵の制作は休みなさいとドクターストップが
かかったので、少しでも早く治るように、しっかりと休みます。
また早く製作をスタートできるように!


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※『二科展』の日程ですが前回の記事に誤りがありました。
9/3(水)から9/17(水)までと書いてしまったのですが、
15(月)までのようです。

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